2019/10/20
右首後ろに痛みが出た。(寝違えた感じ)
次の日から、朝一に特にひどい頭痛。
時間が経つにつれ、痛みはだんだん引いていく。
仕事先の人に、頭痛に効く薬をもらって飲んだけど良くならなかった。
10/23
頭痛もヒドいし、もらった頭痛薬も効かなかったし、何か嫌な予感がしたから病院へ。
脳外科へ受診したら、右椎骨動脈解離性閉塞と診断される。
首の太い血管の2本中、1本が完全につまっていた。
薬を飲むと、もし血管に穴が空いていたら、そこから出血する可能性があるから、薬は処方されなかった。
とりあえず、様子をみようってことに。
大好きな飲酒&運動禁止になる。
重い荷物も持っちゃダメ。
ちょっと、クラクラする時もあったが、家にずっといるのも嫌なので、仕事は休まず行っていた。
11/5
MRIで血管が再貫通の確認。
とりあえず貫通して良かった。
貫通したから、血圧の薬が処方された。
2020/1/18
再貫通したから、もう一つの問題を伝えられる。
2019/10/23の初診の時には、もう右の目の奥に3.5mmぐらいの脳動脈瘤があったらしい。
手術で、100%治るとは言えないけど、まだ若しこれらからずっと破裂しないようにとか、気にしながら生活していくより、クリップ手術をして、破裂しないようにした方がいいのではないか、と勧められた。
開頭手術しようか、しばらく様子をみながらずっと悩んでいた。
手術は、夫が4年半の単身赴任から戻ってきて仕事が落ち着いてきたころかなと。
手術したくないから、この話は遠回しにしてたけど、夫の仕事も落ち着いてきた頃、そろそろ手術しようか。って言われてやっぱりしないとダメだよねって思った。
すごい怖くて、ほっとけば治るかも。なんて思っていたけど、手術しないと治らないし、破裂したら死亡率があがってしまうから、クリップ術の開頭手術を決断した。
手術の前は、もし自分に何かあったらと思って、銀行口座の整理とかして、夫が分かるようにした。
前日に入院して、点滴の準備。
明日の自分はどうなるんたろう。
今までに味わったことがないような心境だった。
11/17
手術は10時から。
麻酔の前、院長先生が血圧が高すぎるから薬を。と言っていたのを思い出した。
6時間ぐらいで手術終了。
動脈瘤は、開けてみたら雪だるまのように、2つのコブみたいになっていたらしい。
きっと、血管から風船みたいに伸びて皮がとても薄くなっていたのかなと思う。
破裂も時間の問題だったのかもしれない。
手術が終わって目が覚めたら、喉がスゴい乾いてて、看護師さんに水をお願いしたら、氷を小さくして口に入れてくれた。
とてもとても、美味しかった。
しばらくすると、ペットボトルにストローを刺した水を自分で飲めるようになった。
お水の美味しさを実感した。
入院中は顔が小岩さんみたいに腫れたり、頭に水が溜まっていて、横になるとキュルキュル、チャポチャポ音がした。
29針もホッチキスが刺さっていて、とても気持ち悪かったけど、どんどん良くなって、とても元気でいいねって言われてた。
11/28
入院は2週間と言われてたけど、少し早く退院できた。
しばらく口が開けられなかったり、傷口を洗うのが怖かったりしたけど、今は何も症状がなくて、破裂を止められて良かったと思う。
あれから1年、今は何も後遺症はない。
血管のつまりがあったから、今も高血圧の薬を処方されている。
もし、破裂していたらと考えると、恐ろしい。
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